ようこそ、管理人「どきどき」のブログへ。
お遍路では「こだわりをなくせ」と教えられます。
けれど年を重ねるほど、髪の毛の代わりに“こだわり”が生えてくるもの。
特に年寄りのこだわりはやっかいですが、ここでは日々の備忘録として、少し残しておこうと思います。
肩の力を抜いて、時には読み飛ばしながらお付き合いいただければ励みになります。
No.5930
2025/11/17 (Mon) 14:19:10
先日の「いきいき こまき」で、
日本郵便による“タラヨウの葉に文字を書く”体験が開かれていた
興味をひかれたのは、
かつて釈迦の教えが、タラヨウの葉に書き記されたーー
三蔵法師らが苦難の旅の末、中国に持帰り、翻訳が繰り返され
現在の経典になるーーと聞いていたから
こじんまりしたブースの受付には、顔なじみの局長さん
差し出された葉は、艶のある濃い緑で、思っていたよりも小ぶり
「裏側を少し強めになぞると、時間がたって文字が浮かび上がります」
そう教わり、半信半疑のまま大きめの葉を一枚いただく。
腰を下ろし、未来の自分へ手紙を書いた

「88歳の爺さんへ
毎日、楽しんでいるかい
こだわりと頑固さは、今も健在かーー」
(じぃさん、日付間違えてる、10月じゃなく11月だょ)
葉に文字を刻みながら、ふと想像した
遠い昔、釈迦の教えを葉に書き残した人々がいたことを
ごつごつとした葉に、一字ずつ心を込めて記したであろう姿が
胸の奥で、静かな尊さとして広がった
もうひとつ、タラヨウは"葉に書く=葉書"の語源とも言われる
なるほどーーと妙に納得した
持ち帰った葉は、反らないよう新聞紙に挟み、そっと重しを載せた
うまく仕上がったなら、仏壇の奥にしまっておこうか
「秘仏」ならぬ「秘伝」。
......そんな大げさなものではないが、ちょっとした楽しみである
日本郵便による“タラヨウの葉に文字を書く”体験が開かれていた
興味をひかれたのは、
かつて釈迦の教えが、タラヨウの葉に書き記されたーー
三蔵法師らが苦難の旅の末、中国に持帰り、翻訳が繰り返され
現在の経典になるーーと聞いていたから
こじんまりしたブースの受付には、顔なじみの局長さん
差し出された葉は、艶のある濃い緑で、思っていたよりも小ぶり
「裏側を少し強めになぞると、時間がたって文字が浮かび上がります」
そう教わり、半信半疑のまま大きめの葉を一枚いただく。
腰を下ろし、未来の自分へ手紙を書いた
「88歳の爺さんへ
毎日、楽しんでいるかい
こだわりと頑固さは、今も健在かーー」
(じぃさん、日付間違えてる、10月じゃなく11月だょ)
葉に文字を刻みながら、ふと想像した
遠い昔、釈迦の教えを葉に書き残した人々がいたことを
ごつごつとした葉に、一字ずつ心を込めて記したであろう姿が
胸の奥で、静かな尊さとして広がった
もうひとつ、タラヨウは"葉に書く=葉書"の語源とも言われる
なるほどーーと妙に納得した
持ち帰った葉は、反らないよう新聞紙に挟み、そっと重しを載せた
うまく仕上がったなら、仏壇の奥にしまっておこうか
「秘仏」ならぬ「秘伝」。
......そんな大げさなものではないが、ちょっとした楽しみである
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