忍者ブログ
AdminWriteComment
ようこそ、管理人「どきどき」のブログへ。 お遍路では「こだわりをなくせ」と教えられます。 けれど年を重ねるほど、髪の毛の代わりに“こだわり”が生えてくるもの。 特に年寄りのこだわりはやっかいですが、ここでは日々の備忘録として、少し残しておこうと思います。 肩の力を抜いて、時には読み飛ばしながらお付き合いいただければ励みになります。
No.5932
2025/11/19 (Wed) 14:30:38

風呂場での足裏ケアは、昔から軽石
湿気にさらされ、見るからに年季の入った軽石を、そろそろ替えようと
ホームセンターへ向かった

......ところが、ない!
「天然の軽石はもう置いてません」
えっ、そんな時代に?

仕方なく化学製の軽石を買ったが、どうにも使用感が合わない
念のためwebで検索すると
多くはないが在庫はまだあるようで、ひと安心

軽石は、火山から噴き出した溶岩が急に冷えて固まるとき
ガスの跡がそのまま孔となって残った石ーーとあらためて知る

海底火山から大量に流れ着き、沖縄の海を悩ませた年もあった
一方で、鉢底石や建材として活躍もする、不思議な素材

ただ、角質落としに向くような“ちょうど良い大きさの塊”は、
もうなかなか生まれないのかもしれない
それとも製造コストの問題か
いずれにしても、天然軽石は静かに姿を消しつつあるようだ

思えば、昔は“へちま”のボディタオルもあった
今では化学繊維が当たり前

ニュースにもならない、小さな生活の変化ーー
「そういえば、あったな、そんなもの」
そんな記憶を呼び起こす、軽石との一話

拍手[1回]

PR
No.5931
2025/11/18 (Tue) 19:09:52

呑み友師匠と、自称する唯一の友

前立腺がんを克服 初期の口腔がんも乗越え
昨年4月「頸部食道がん」を宣告された

化学治療から始まり、2024年10月には大きな外科手術
退院後まもない2025年1月25日には、試すように知多四国へ
全行程を5kmに短縮して歩いたものの、
食も細り、大好きだった酒も喉を通らない

次の行程も一緒にと約束したが、断念
しばらくはリハビリに専念することになった

そんな友を、10月29日の重陽の節句に激励訪問
声も体力も、ほんの少し戻ってきたように感じられた

そして昨日
「シルバー人材に登録、12月からJR駅の駐輪場と広場の管理をやるよ」
そんな嬉しい便りが届いた

早速、先輩面して、寒さ対策のノウハウと激励を送る

願うはただ一つ
"来年の夏か年末、どこかで美味しい乾杯ができること"

頑張れ、呑み友師匠
そしてーー楽しんで、シルバーさん

拍手[1回]

No.5930
2025/11/17 (Mon) 14:19:10

先日の「いきいき こまき」で、
日本郵便による“タラヨウの葉に文字を書く”体験が開かれていた

興味をひかれたのは、
かつて釈迦の教えが、タラヨウの葉に書き記されたーー

三蔵法師らが苦難の旅の末、中国に持帰り、翻訳が繰り返され
現在の経典になるーーと聞いていたから

こじんまりしたブースの受付には、顔なじみの局長さん
差し出された葉は、艶のある濃い緑で、思っていたよりも小ぶり

「裏側を少し強めになぞると、時間がたって文字が浮かび上がります」

そう教わり、半信半疑のまま大きめの葉を一枚いただく。
腰を下ろし、未来の自分へ手紙を書いた


「88歳の爺さんへ
毎日、楽しんでいるかい
こだわりと頑固さは、今も健在かーー」
(じぃさん、日付間違えてる、10月じゃなく11月だょ)

葉に文字を刻みながら、ふと想像した
遠い昔、釈迦の教えを葉に書き残した人々がいたことを

ごつごつとした葉に、一字ずつ心を込めて記したであろう姿が
胸の奥で、静かな尊さとして広がった

もうひとつ、タラヨウは"葉に書く=葉書"の語源とも言われる
なるほどーーと妙に納得した

持ち帰った葉は、反らないよう新聞紙に挟み、そっと重しを載せた
うまく仕上がったなら、仏壇の奥にしまっておこうか
「秘仏」ならぬ「秘伝」。
......そんな大げさなものではないが、ちょっとした楽しみである

拍手[1回]

No.5925
2025/11/12 (Wed) 14:57:05

時計を使い始めて以来、腕にはいつも“針のある時計”だった

今年10月頃より日常的に、腕時計をデジタル表示の
GーSHOCK PROTREK PRW-35を使い始めてみた

デジタルの無機質な光も、見慣れると妙に心地よい
変わったのは、時計を「見る」から「読む」
すなわち“針の動き”ではなく“数字の静止”を読む

現役時代は、目覚めてから、出勤・仕事ーーafter5......
時計眺めてのスケジューリング

定年から二十年
やることも、やらないことも、どちらも一日の中に溶けていく

そんな日々だからか、「今なんじ」と時計を読む
そんな心理が働いているのだろう

「デジタル」と言うと、即時性、俊敏性「時・分・秒」を争う
某には、その心理は働いていない

針が動かぬぶん、時間が止まって見える
それもまた、悪くない

拍手[1回]

No.5923
2025/11/10 (Mon) 21:38:04

小牧駅8時30分発。通勤・通学も一段落し、車内はほどよい空き具合

この秋オープンした「三井アウトレットパーク岡崎」
"非日常を味わいに"と出かけたが、さて、どんな雰囲気か

最寄りの本宿駅に10時20分着、しばし様子をうかがう
降車した人の半数ほどは迷わず徒歩を選び(所要約15分)
無料シャトルバスの停留所には長い行列
整理員の説明にうなずきながら、列を離れて歩き始める人もちらほら

帰り際に分かったことだが
通常ならシャトルバスで約5分の道のりが
渋滞で30分以上かかったらしい

パーク到着後、フードコートを"ペースキャンプ"にと
陣取るつもりが、すでに満席
豊川のいなり、ヤマサのちくわ、そして缶ビール......
そんな小さな旅気分も、長い行列に阻まれてお預け

衝動買いを抑えつつショップを一巡し
お昼前には早々に退散

やはり"アウトレットパーク爺さん一人旅"は
ちょっと似合わなかったかもしれない
それでも、少しだけ"今時"の風に触れた一日であった

拍手[1回]

No.5922
2025/11/09 (Sun) 15:02:05

シルバー人材勤務シフトに某の雑事
お遍路計画は年内中止したはずなのに悩ましい計画立案

大きな仕事ーーなんて大げさだが
「網戸水洗いと窓拭き"」「床のワックス掛け」「カーテン洗濯」
この三つを11月中に片づけられれば、年末はぐっと楽になるはず

今日は雨でもできる雑用終え
この忙しいのに、明日はふらりアウトレット岡崎へ
火、水、木曜はシルバーシフトin、金曜は通院
土曜日は小牧農業祭イベント

来週も似たような事情
ーーじゃぁ!いつやるか・いつやろうか

踏ん切りがつかない自分がいる

拍手[1回]

No.5918
2025/11/05 (Wed) 16:59:31

昨年、妹の葬儀の折、菩提寺を義弟に尋ねるも定かでなく
義弟兄弟衆に尋ね、宗派はなんとか確認

葬儀場で、永代供養を伴うお寺さんの紹介をお願いし
おかげ様で、義弟夫婦にふさわしい
お寺さんによる弔いを受けることができた

小牧から、車で約25分(15Km)
バスと電車を乗り継ぐと約1時間
圧倒的に車での行動が自由度あり便利なのであるが

義弟が「一人でもお墓参りしたい」との希望し
本日の法要は公共交通で向かうことにした

電車が10分ほど遅れ
サラリーマン初期の“すし詰め通勤”を懐かしく思い出す
どこからか聞こえるーー
「私たち、勤めに行くときこんなんだったね」

最寄駅からお寺まで徒歩約15分
法要開式に間に合いホッとし庫裡にて、一服のお茶を頂く

副住職さんによる
お経の意味合いの解説を受けて読経が始まる
普段耳慣れたお経とは少し異なり
とても新鮮で、そして荘厳に響いた

これまで、
"通夜、告別式"、"四十九日の法要"、"お施餓鬼"と
耳にしてたのに、今日はなぜか胸の奥に深く響いた

さて、法要の後は、会食である
途中の駅近くの店を予定してたが開店は午後4時から
やむなく小牧駅に戻り、ホテル一階のラウンジへ

バターチキンカレー(食前酒、スープ、ナン、小鉢)
爺さん二人には少し似合わぬランチではあるが

新鮮な野菜に軽やかなドレッシング、熱々のスープ
そして小鉢4種ーーどれも味わい深く
「これは日本酒にも合いそうだな」と密かに思う

小牧駅ホテルのラウンジ
お気に入りに登録しておこう

拍手[1回]

[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8
プロフィール
HN:
どきどき
HP:
性別:
男性
カウンター
ブログ内検索
カレンダー
11 2025/12 01
S M T W T F S
16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
最新CM
[04/30 上条]
[03/18 上条]
[11/18 上条]
[11/15 上条]
[03/25 上条]
最新TB
最古記事
忍者ブログ [PR]