ようこそ、管理人「どきどき」のブログへ。
お遍路では「こだわりをなくせ」と教えられます。
けれど年を重ねるほど、髪の毛の代わりに“こだわり”が生えてくるもの。
特に年寄りのこだわりはやっかいですが、ここでは日々の備忘録として、少し残しておこうと思います。
肩の力を抜いて、時には読み飛ばしながらお付き合いいただければ励みになります。
No.5952
2025/12/09 (Tue) 18:34:06
記憶はあいまいだが、
以前「ラジオ文芸館」は土曜か日曜の朝放送していた
当時は「耳で聞く小説」......そんな名前だった気もする
小牧から名古屋の実家へ向かう車の中でよく聞いた
到着しても話が終わらず、駐車場で続きを聞いたこともある
読む機会のない、恐らく自分では手に取らない
短編小説に触れられる番組だった
今は、ラジオ深夜便の日曜深夜(月曜日午前1時台)に放送
某にとって、ラジオ深夜便は子守歌のような存在
スマホのラジオアプリを流したまま寝入るのだが
四時台の放送を運よく耳にするのは、まれだ
そんな時便利なのは「聞き逃しサービス」
月曜の駐輪場整理作業のあいまに、こっそり聞いた
取り上げられていたのは、山本周五郎「鼓くらべ」
庭先で名手の鼓を隠れ聞く老人ーー
数日後、鼓を打つ若い女子に語る
「音楽はもっと美しいものでございます
優劣を争うことなどおやめなさいましーー」
金沢城での演能の最中、その言葉がよみがえり
お留伊の右手はふと止まるーー
とても、深い話だ
仕事中だったので、その場では"そんな程度"の理解だったが
後日、Webで全文を読み、あらためて胸に落ちた
以前「ラジオ文芸館」は土曜か日曜の朝放送していた
当時は「耳で聞く小説」......そんな名前だった気もする
小牧から名古屋の実家へ向かう車の中でよく聞いた
到着しても話が終わらず、駐車場で続きを聞いたこともある
読む機会のない、恐らく自分では手に取らない
短編小説に触れられる番組だった
今は、ラジオ深夜便の日曜深夜(月曜日午前1時台)に放送
某にとって、ラジオ深夜便は子守歌のような存在
スマホのラジオアプリを流したまま寝入るのだが
四時台の放送を運よく耳にするのは、まれだ
そんな時便利なのは「聞き逃しサービス」
月曜の駐輪場整理作業のあいまに、こっそり聞いた
取り上げられていたのは、山本周五郎「鼓くらべ」
庭先で名手の鼓を隠れ聞く老人ーー
数日後、鼓を打つ若い女子に語る
「音楽はもっと美しいものでございます
優劣を争うことなどおやめなさいましーー」
金沢城での演能の最中、その言葉がよみがえり
お留伊の右手はふと止まるーー
とても、深い話だ
仕事中だったので、その場では"そんな程度"の理解だったが
後日、Webで全文を読み、あらためて胸に落ちた
PR
この記事にコメントする
